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GitHub Pages + Hugoで無料ブログを公開する方法:2026年版

静的サイトジェネレーターHugoとGitHub Pagesを組み合わせて、サーバー代ゼロでブログを公開する手順を初心者向けに解説します。

はじめに

ブログを始めたいけれど、サーバー代やドメイン代が気になる——そんな人に最適なのが、GitHub PagesとHugoの組み合わせだ。GitHub Pagesは無料で使えるホスティングサービスで、Hugoは高速な静的サイトジェネレーター。両者を組み合わせれば、ランニングコストをゼロに抑えつつ、プロ品質のブログを運用できる。

本記事では、実際にこのサイト(netguide.jp)もHugoで構築している筆者が、ゼロからブログを公開するまでの手順を解説する。

Hugoとは

HugoはGo言語で書かれた静的サイトジェネレーターだ。Markdownで記事を書き、コマンド一発でHTMLファイルを生成する。WordPressのようなデータベースは不要で、生成されたHTMLをサーバーにアップロードするだけでサイトが完成する。

Hugoの主な特徴は以下の通り。

  • 高速なビルド:数百ページのサイトでも数秒で生成完了
  • テーマ豊富:公式サイトで300以上のテーマが公開されている
  • 多言語対応:i18n機能を内蔵しており、日本語+英語のような多言語サイトも簡単に構築できる
  • カスタマイズ性:テンプレート言語はシンプルで、自由度が高い

GitHub Pagesとは

GitHub Pagesは、GitHubが提供する無料のWebホスティングサービスだ。リポジトリにHTMLファイルをプッシュするだけで、自動的にWebサイトとして公開される。独自ドメインの設定にも対応しており、HTTPSも無料で有効にできる。

セットアップ手順

1. Hugoのインストール

まずはローカル環境にHugoをインストールする。

macOSの場合:

brew install hugo

Windowsの場合:

winget install Hugo.Hugo

確認:

hugo version

2. 新しいサイトを作成

hugo new site my-blog
cd my-blog

3. テーマの追加

好きなテーマを選んで追加する。以下は人気のテーマ「PaperMod」の例。

git init
git submodule add https://github.com/adityatelange/hugo-PaperMod themes/PaperMod

テーマを有効にするには、hugo.toml(またはconfig.toml)に以下を追記する。

theme = "PaperMod"

4. 最初の記事を作成

hugo new content posts/first-post.md

生成されたファイルの先頭にはFront Matter(記事のメタ情報)が自動で挿入される。draft: truefalseに変更して公開状態にする。

5. ローカルでプレビュー

hugo server -D

ブラウザでhttp://localhost:1313にアクセスすると、作成したサイトが表示される。

GitHub Pagesへのデプロイ

1. GitHubリポジトリの作成

GitHubで新しいリポジトリを作成する。リポジトリ名は<ユーザー名>.github.ioにすると、そのままGitHub PagesのURLとして使える。

2. デプロイ用ワークフローの設定

GitHub Actionsを使って、自動デプロイを設定する。.github/workflows/hugo.yamlを作成し、以下の内容を記述する。

name: Deploy Hugo site to Pages
on:
  push:
    branches: ["main"]
  workflow_dispatch:
permissions:
  contents: read
  pages: write
  id-token: write
jobs:
  build:
    runs-on: ubuntu-latest
    steps:
      - uses: actions/checkout@v4
      - uses: peaceiris/actions-hugo@v3
      - run: hugo --minify
      - uses: peaceiris/actions-gh-pages@v4
        with:
          github_token: ${{ secrets.GITHUB_TOKEN }}
          publish_dir: ./public

3. プッシュして公開

git add .
git commit -m "Initial commit"
git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
git push -u origin main

プッシュ後、GitHub Actionsが自動的にビルドとデプロイを実行する。数分後にはhttps://ユーザー名.github.io/リポジトリ名/でサイトが公開されている。

カスタムドメインの設定(オプション)

独自ドメインを持っている場合、GitHub Pagesに設定できる。

  1. リポジトリのSettings → Pages → Custom domainにドメインを入力
  2. ドメインのDNS設定で、以下のAレコードまたはCNAMEを追加
    • 185.199.108.153
    • 185.199.109.153
    • 185.199.110.153
    • 185.199.111.153
  3. または<ユーザー名>.github.ioへのCNAMEレコードを設定

HTTPSはGitHubが自動で証明書を発行・管理してくれる。

まとめ

GitHub PagesとHugoの組み合わせは、コストゼロで本格的なブログを運用できる最良の選択肢の一つだ。サーバーメンテナンスの必要がなく、Markdownで記事が書けるため、執筆に集中できる。ぜひこの機会に、自分だけのブログを始めてみてほしい。