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Linux印刷サービス「CUPS」のRCE脆弱性チェーン:UDP 631番ポートの遮断とサービス停止手順

LinuxおよびUNIX系OSで標準的に採用されている印刷サブシステム「CUPS(Common Unix Printing System)」において、リモートコード実行(RCE)を可能にする複数の脆弱性チェーン(CVE-2024-47176、CVE-2024-47076、CVE-2024-47175、CVE-2024-47177)が公開されました。外部からパケットが到達可能なサーバーでは直ちに対処が必要です。

攻撃の仕組み:悪意あるIPPパケットによる偽プリンター登録

CUPSの自動探索デーモン「cups-browsed」が外部のUDP 631番ポートで待ち受けている場合、攻撃者は悪意ある細工を施したIPPパケットを送信することで、攻撃者が制御する偽のプリンターをシステムに勝手に追加させます。その後、印刷ジョブが発行された際に悪意あるコマンドがroot権限で実行されてしまいます。

サーバー管理者が即座に実施すべき防御コマンド

多くのサーバー環境では印刷機能は不要です。以下の手順でサービスの停止とポートの遮断を実施してください:

sudo systemctl stop cups-browsed
sudo systemctl disable cups-browsed
sudo ufw deny proto udp from any to any port 631

不要なデーモンを停止し、ディストリビューションから提供される修正パッケージを適用することで安全を確保できます。